高校生の安価自作パーツ、音響機器の徒然

PC関連の商品は高いものが多い!!そこでちょっと安いけど怪しめで買うのを躊躇してしまいがちな商品をレビューしたいと思います(笑)Twitterは別名で(@audioPCer)やっていますのでよろしければフォローでもしてください^^自作ユーザーさんならフォロバ100%でございます。

いろいろなヘッドホン試聴、レビュー!ATH WS1100,MDR 1A,K550 MkⅡ,P7,HD700...

いろいろなヘッドホンを試聴してきました!

その中で各々の会社を2万円から10万円のモデルを試聴してきました!各々のレビューをしていきたいと思います!

AudioTechnica ATH-WS1100

かなりクリアな音となりました。もともとこの下位モデルを試聴し若干ドンシャリの気が強いかと敬遠していたモデルなのですが一皮むけていましたね。中低音のバランスが調整され音の輪郭もはっきり、また一つ一つの音自体の主張が強めで元気になっている印象ですね。音の強弱をきちんと表現されているのでメリハリがついたヘッドホンという印象で解像度も高いです。スカッと抜ける高音が特徴なのでは、と思わせるサウンドで音では密閉型ということを感じさせません。また前述したようにメリハリがついたサウンドなのでポップス系の音もノリノリで聞けるようなヘッドホンだと感じました。

SONY MDR 1A

デザインもよく目に入るSONYの文字。期待が高くなりますね。1Rへ採用された液晶ポリマーフィルム振動板を採用していますので前モデルから乗り換えて失望する、ということもないのではないでしょうか。前述のATH-WS1100とは違いこちらはフラットに解像度も高くなんでもそつなくこなしそうな印象。リスニング用とモニター用のはざまにすぱっと切り込むようなヘッドホンではないでしょうか。ヘッドホンといえば最下流機器ですがこのヘッドホンで聞くとその上流の機器の特性をはっきり出しそうですね。モニター用機器としても使える十分な解像度を併せ持っていて十分な上流機器をもっていれば万能機器として働きそうです。

AKG K550 MkⅡ

このヘッドホン、かなりの良い評判を聞きますね。実際はどうなのでしょうか、と思いつつ聞いてみれば...3万円までの価格帯ではほぼ見ないレベルの解像度、高音の伸び、AKGサウンドを正当に継承していて細かい表現力に関しては随一なのではないでしょうか...細かいニュアンスで演奏している弦のはじきまで伝わってきます。中高音の生々しさが随一です、生の音を聞いているような、他のヘッドホンでは録音されてないと思われていた音が浮き出てくるような感触がしました。

前述されたヘッドホンについてのまとめ

前述されているヘッドホンは2万円から3万円のものを選出させていただきました。個人的な印象で書かせていただきますといまどきの音楽やロックミュージックを主に聞く人はATH WS1100、モニターライクな音が好みでいろんな音の重なりを聞きながら音楽を楽しみたい人にはMDR 1A、クラシック等の演奏者の微細な弾き方の差や心情的な描写を聞いて感じたい人にはK550 MkⅡなのかなぁと感じました。

これからは価格帯が若干はずれまして2製品のレビューをさせていただきたいと思います。

B&W P7

B&Wのフラッグシップモデルになるんでしょうかね、4万円台のP7、上記3機種試聴直後につけて試聴させていただきましたが、なんだあの没入感は...つけた瞬間にホールに投げ出されたかのような深い音と響きが感じられました。ピアノの音を聞きたい...!となり月光を第三楽章まで再生しましたが恐ろしいですね...音質というか、どういうことなんでしょう(困惑)沈み込むような低音と響く音の余韻、B&Wさんのスピーカーに寄せたような音ですが無理やり寄せて悪くなってしまったようなこともない、完全に驚きです。さすがにモニター用とは言いませんがリスニング機として一つは持っておきたいように思わせるこのヘッドホン。どこにも似たような商品はないのではないか、と思うほどのもので一聴して自分は惚れました...しかしすききらいがわかれそうな音でしたが...空間の広がりは目を見張るものが、ぜひ一聴あれ。

SENNHEISER HD700

こちらが自分が試聴した中で一番高価な商品になります。HD700、8万円弱といったところでしょうか...興味本位で試聴してきました!これは...音場の広さに驚き、これは本当にヘッドホンなのか、とつい言いたくなるような音の広がり方です。確かに開放型の特徴とは言えますが...繊細に表現された中高音がそのまま奥に向かって伸びていくような余韻を感じられ目をつむると生に近い音場の広さと音の生々しさ、響きをありのままに楽しむことができます。高音の抜け方が抜群でした。

上記2機に関する感想です。

個人的に好みなのはP7ですね、HD700より広がる音場を感じました、しかし音場の広がり方はどうでしょう。P7はきれいな音がどこまでも上に伸びていくようなイメージでしたがHD700は横にもバランスよく広がりを感じます。確かにP7の方が伸びていく感じを感じ、HD700の方が少し閉塞感を感じるような音でしたがバランスを重視しモニター的な音、繊細な表現力を重視するならHD700、深みのある低音とホールのような響きリスニング的な音を求めるならばP7ではないでしょうか。

今回は5機種に関してレビューさせていただきましたが、自分はP7ほしい欲がふつふつと湧き上がっています...所有欲を刺激するあの音...ひとつは欲しいです...5万円弱...でますかねぇ、というところです(´・ω・)